ついに読み終わりました。
ネタバレ配慮なしです。
前回読むのをやめてあまり時間はたっていませんでしたが、デジタルデトックス生活の中隙間時間に読めると思って再開しました。
結局は読み始めたら止まれない性格なので一気に読みました。
前回と同じで主人公が羨ましいことに変わりはないです。
こんなに人生を賭けて大切にできるものを見つけられる人がどれほどいるだろうかと思います。
それに同僚たちも素晴らしいです。
仕事というとどこかでお金を稼ぐために、という面が出てくると思います。
でもこの小説に出てくる登場人物たちはみんなピアノを愛していて情熱をもって仕事をしている。
ほんとうによいものを求めて誠実に仕事をしている人たちばかりで私もそうなりたいと思いました。
でも、この小説で書かれているように努力は努力していると思ってするものではない、才能って言うのはものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないかという風に私も思うからこそ、現状の自分はそこにはすでに到達できていなくて、やっぱり違うのかもしれないと少し思ってしまいました。
とはいえ、ほかにやりたいことがあるわけでもなく、そんなことを考えている時間すら無駄だと思うのでなりたい自分になれるように続けていくことしかできないと思います。
「才能がなくたって生きていけるんだよ。だけど、どこかで信じてるんだ。一万時間を越えても見えなかった何かが、二万時間をかければ見えるかもしれない。早くに見えることよりも、高く大きく見えることの方が大事なんじゃないか」『羊と鋼の森』
ここまで思えるものに人生で出会えるだろうか、と思います。
出来れば出会いたい。そのためには多少今の(前の)自分からなにかを削っていく必要があるんだと思います。
そう思うと、日本を出る前は変わらない自分で戻れば元に戻れると思っていたけれどそんなことはないのかもしれないと思い、もっとしっかりあの時の自分でいろいろな人にお別れをしておくべきだったと思いました。
感動するいい本でした。夢がある人や夢を見つけたいと思っている人に読んでほしいと思います。